Schnee12のブログ

不語似無憂-日々の雑感

女の園

戦後すぐ生まれの母が幼少期から宝塚ファンで、私も劇場に入れる年齢になってからよく連れて行ってもらい、濃淡はあれどずっと“ファン”でした。

 

同級生の姉上が元ジェンヌさんで、ご家族が音楽学校のことを宝塚軍隊学校と揶揄していたり、その他漏れ聞こえてくる話だけでも、すごく厳しい世界なんだなと思ったし、まあ女性しかいない世界だし、ドロドロとしたものもあるよね、と。

それでも中にいるジェンヌさん達は本当に芸事が好きで宝塚が好きで、同期や組の仲間と切磋琢磨して舞台を作り上げていると思っていました。

 

その一面も確かにあったのでしょうけれど、、、亡くなる方が出てくるような状態だったのか、と思うと、私はちょっともう無理になりました。。。

亡くなった方、研7ということは、在籍時期のトップはほぼ前トップのあの方。

既に退団して帝劇に出演されてますが、退団したらもう関係ないとなるのでしょうか。むしろ一番の関係者では?

友人に誘われてましたが、もう観に行く気になれずお断りしました。

他の組は大劇以外では公演していますね。離れていくファンもいれば、舞台は別、と観に行くファンもいるのでしょう。。。

 

私は中高一貫の女子校でした。レベルがそこそこ高い学校で、在校生はいわゆるいいお家のお金持ちのお嬢様ばかりでした。でも、自覚無く他人を見下し、私から見ればいじめでは?ということを平気で出来てしまう(先生に対しても)同級生も多かったです。

勉強さえ出来れば何も言われない学校だったし、もちろん注意する人もいない。

私の知る限り、彼女たちは今それなりの地位を築き、人生を謳歌しています。

他人の人生だからそれでいいし、「上級国民」の世界でしか今後も生きていかないであろう方達。

無理と感じたら引く、私に出来ることはこのくらいです。

劇団新感線「天號星」

今日は新宿ミラノ座(THEATER MILANO-Za)に新感線の秋公演を観に行って来ました。

子供たちの保育園のお迎えに間に合うよう12時開演。

子供が産まれる前までは毎週のように、昼公演夜公演問わず、観たいなと思う演目を自由に観に行っていたけれど。

今は年に5回くらいかな。快く送り出してくれる夫に感謝です。

 

今日観に行った天號星は、古田新太早乙女太一が出るということで、どうしても観たかったのでした。

早乙女太一は格好良すぎ。殺陣が綺麗。動きが綺麗。

古田さんはやっぱり存在感抜群だけど、今回はあまり動きが無かったような(省エネモード?)。でもなんか素敵というか魅力的に見えるのは何故でしょう。

 

夢のような時間でした。

生の舞台はやっぱりいいな、と。

最近は色々な舞台で配信やライブビューイングをやってくれて、本当に有難いけれど、それでもたまには直接劇場に行きたいな、と思うのでした。

久しぶりの日記

そういえばブログがあったな、と思い出し、それももう3年前。

そうそう、胞状奇胎のことを記録しようと思って始めたんだった。。。

日々の忙しさに、忘れこそしない(出来ない)ものの書きとめる余裕がなく。

 

この3年の間に新たに2人の子を授かりました。3人兄妹となり、それぞれ何にも代えがたい宝。

産まれてくることが出来なかった2人の子の供養も、コロナ禍であっても毎年続けています。

 

 

 

これから、またたまに思うことを書きに来ようと思います。

胞状奇胎になるまで-②

昨日夫が「■■君のところ、来週赤ちゃん産まれるんだって!」と満面の笑顔で言ってきた。
悪気が無いのは分かってる。■■君は私の元同期だから、よかれと思って教えてくれたんだろうことも分かってる。
だけど、、、先週流産して手術したばかりの私に言わないでほしかった。こんな面倒くさい自分も嫌。


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Global headから上司の後任に推され、最初は辞退しようとしました。
外資系に5年近く在籍していながら、英語に自信が無かったこと、幼児がいるので海外出張に行けないこと、などを言い訳にしたのですが。一蹴されました。
英語はこれから勉強すればいい。会社がプログラムを組む。出張も必須ではない。つまり、上司の業務が出来るのであれば引き受けろと。
ちなみに上司はもう一つ別のチームのcountry headも兼任してたのですが、そちらについては外部から新規に誰か雇うから、と。
私にも野心があったことは否めません。
結局私は引き受けました。これが2月。

そこからが大変でした。英語プログラムは週2回×2時間@会社
毎回課題が出て、予習復習もたくさん。毎日、帰宅して子供が寝た後に深夜までかかってこなしていました。
その他、headとしての仕事(外部から採用する人が決まるまで、2つのチームのcountry headでした)が引き受けたその日から降ってくる。私がそれまでに担当していた業務もそのまま。
実質、チームメンバーが1人減った状態なので、私の負担だけが増えたんですね。
私よりも勤続年数が長く、歳も一回り上で、少し前まで先輩と呼んでいた人は部下となりました。そのマネジメントもしなくてはならない。この人は自分のやりたい仕事=自分の業務、という人でした。
また、ちょうど社内で法令対応の甘さが発覚し、その対応に追われたり。。。

外部採用が決まり、country headをようやく1つ手放すことが出来た6月、私は高熱を出してダウンしました。
高熱+喉の腫れ。私は毎年恒例のように似たような風邪を引いていたので、これについては「またかー」という感じでした。
実際、内科でいつもの薬を貰ったら3日くらいで落ち着きました。
異変はそのあと。突然足の付け根が熱を持って腫れだし、大きなしこりのようになり、あまりの激痛で歩けなくなりました。
内科に行くと、すぐにそのまま大学病院に連絡されてその日のうちに受診。何も分からず色々な検査をされました。
もしかしてリンパ腫…?と不安で不安でたまらなかった。

胞状奇胎になるまで-①

胞状奇胎と宣告されたのが、2019年1月。
それまでのことを備忘録的に書いていきます。

「お母さんのせいじゃありませんよ」とみんなが言ってくれました。
でも、私は何か理由が欲しかった。何の理由も原因もなく赤ちゃんがいなくなるなんて、その方が耐えられなかった。
だから、胞状奇胎になるまでのことをあれこれ思い出しては、「これが理由かも」「やっぱりこれをしたからかも…」という風に自分を納得させようとしてました。

今回きちんと時系列で文章に残そうと思ったのは、そんな日々に区切りをつけたかったのかもしれません。

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そろそろ2人目を、と考え始めたのが2017年の終わり頃でした。子供は2歳。
ちょうどこの年の4月に保育園を転園したものの、なかなか親子で慣れず、、ようやく落ち着いたかな、という時期でした。

そのタイミングで、12月に上司が突然「来月会社を辞める」と言い出しました。
外資系は大体同じ構図だと思うのですが、うちは部署ごとにグローバルで縦割りです。
つまり日本の◎◎部はグローバル(本国)の◎◎部の管轄で、日本の◎◎部のトップはCountry head of ◎◎です。
上司はうちの部署のCountry headでした。

辞めるとなると、当然後任は?となるのですが、後任を決めるのは人事ではなく、◎◎部のGlobal headです。
12月、EUはクリスマス休暇なので、連絡しても誰も出ない(-_- )
私の上司はクセの強い人でしたが、勤務については上司の裁量内でだいぶ融通を利かせてもらっていました。時には人事に掛け合って、子供の病気の時など、有給が減らないように計らってくれたことも。
後任の上司次第では今までのような働き方が難しくなるかも、と思い、後任が決まるまではちょっと妊活控えよう、となりました。
まあ1ヶ月くらいあれば今後の展望も読めてくるだろう、と。

クリスマス休暇を終えたGlobal headに、後任に私を指名されるまでは。

ニュースのコメント欄-皇室関係

基本的にテレビを見ないので、ニュースは主にネットで情報を得ています。
1つのニュースサイトからだと偏るかなと思って、日によって変えてみたり。

個人的にはヤフーニュースを見るのが一番手っ取り早いのですが、ヤフーニュースの記事ってコメント欄が付いてたりしますよね。
私は書いたことないのですが、コメントを読むのも結構楽しいので上の方だけざっと読んだりしてました。

ただ、やたら攻撃的なコメントや、罵詈雑言の類いのコメントはすぐに閉じます。

ここ最近(1年くらい?)不思議なのが、皇室関係のコメント。
天皇御一家(特に雅子妃)は、どんな些細なことでも美辞麗句のオンパレード。
秋篠宮御一家については、個人攻撃というか、まるで貶めるかのようなコメントばかり。
私はもちろん皇族の方々にお目にかかったことなど無いし、そこまで関心があるわけではないですが。。。
なんでこんな酷いことが書けるんだろう?と本当に疑問です。書いている人は、皇族の方々と個人的にお知り合いで、人となりをご存じなんでしょうか??

週刊誌も読まないので、前述したようにニュースか宮内庁の発表くらいしか知りませんが、秋篠宮御一家に皇族の自覚が無いなんて全く思えないし、贅沢してるとも思わないです。普段のご公務の写真や動画、スピーチや記者会見のコメントからは、逆にそこまでしなくても…と思うくらい質素で、必要以上に身を律していらっしゃる印象を受けます。
いつだったか(結構前)、眞子様が南米に行かれた時の写真を見ましたが、海外要人と会っても引けを取らず、スピーチも難なくこなし、日本の文化である着物も見事に着こなしていらして、素晴らしいと思いました。
つい最近妹の佳子様もヨーロッパに行かれてましたよね。眞子様ほど堂々とした貫禄はまだ無いように思いましたが、あの可愛らしさや明るさは天性のものだと思います。宝塚の娘役がショーの時に着るようなドレスを(もっと良い生地で仕立てて)着てみたらとても似合うと思うのに、結構地味なスーツばかりでそれが残念…。
ただ、お二人とも、国内でも海外でも皇族として十分なくらい独立して公務をされています。それなのに、ご両親の育て方に問題があったと書いてあるコメントもあり、、、なぜ???と思いました。

私は”皇室”は無いよりあった方がいいと思う派です。
ここまで連綿と受け継がれてきたものを、無くすのは一瞬です。そして一度無くしたらもう戻らないでしょう。
一応、現時点では次の次までは決まっていますので、そんなに今色々騒がなくてもいいんじゃないかな、と思っています。

リモートワーク*2週間

先月中旬、うちの会社も世間の流れに沿って時差出勤を推奨します、とお達しがあり。

先月下旬にようやくリモートワーク推奨とのお達しが出ました。

 

もともと外資系で、完全フレックス制度だったので時差出勤を推奨されても「これまでと同じじゃない?」という感じでした。特にうちから都内に向かう電車は1~2時間ずらしたところで、行きか帰りのどちらかは必ず満員電車。。。

それよりも、社員にはほぼ全員ノートパソコンが貸与されているので、早くリモートワークになればいいのにな、と思ってました。

子供を産んでフルタイムで復帰したあとは、ほとんど毎日PCを持ち帰って子供が寝た後に家で仕事してたので(残業できない&仕事終わらない)、リモートワークができることも実証済み。

なかなか会社が踏み切らないのにも何か理由があるんでしょうけれど…。こういうところは外資なのに融通がきかない(/・ω・)/

 

で、ようやく今月からリモートワーク。同じタイミングで夫もリモートワークになったので、家庭内別居のように別々の部屋で黙々と仕事。。。

通勤時間が無いだけでものすごく快適。すぐに仕事に入れて、終わり次第すぐ家庭に戻れる。子供のお迎えにバタバタと慌てて行くこともないし、心に余裕もあり、今のところ生活面では良いことばかり。

仕事でも、国内外の同僚とのチャットや電話会議も普通に出来るし、、、うちのネット環境がオフィスと比べると悪くて、若干操作に時間がかかるのが難点と言えば難点かな…。

部下にも言われたけれど、「私が毎日会社に行く意味って何なんでしょう」

私は週1回は出社しているけれど(どうしても紙の書類での業務があるため)、必要な日は出社して、それ以外はリモートワーク、でも全く大丈夫なように思う。

今回の新型コロナによるリモートワーク実施で、きっと同じように感じている社員は多いのではないかな。今のところ日々の業務に影響があるという話を他部署でも聞かないので。

 

新型コロナが収束してリモートワーク推奨が解除されたあと、社員の意識の変化と会社側の対応、これらがどうなるのか、ちょっと楽しみです。

まぁ、、うちの会社はEUが本社だから、会社自体がこれから大丈夫かな、という不安もありますが。